小型航空機による現地調査を実施しました.

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JAXAチームが開発・改良中の森林減少検知システムの検出結果について,これまで乾季の衛星画像,および

現地調査により検証を実施してきました.雨季の精度検証は,雲の多さ故,衛星画像では難しく,また,現地踏査も道路事情により困難です.しかし,雨季に効果を発揮するレーダ衛星による森林減少検知システムの雨季の精度検証は重要なものであることから,今回,小型航空機を使用し,雲の影響を受けない形で,広域調査を実施しました. 対象地域としてパイロットサイトとしているAltamira周辺と,道路の舗装に伴い伐採が増加しているSantarém‐Uruará間の地域の2ヶ所を設定し,小型航空機にGoPro2台を設置、森林減少検知システムが検出している森林変化地点を撮影しました.取得したデータはプロジェクトオフィスに持ち帰り,接合(モザイク化)し,JAXAチームへ共有しました.