本活動はプロジェクト活動外ではありますが，アラゴアス州マセイオにおいて発生している閉山した岩塩坑の落盤事故において
地盤沈下が発生しているエリアの空中写真撮影に協力しました．非常に広範囲に被害が及んでおり，マルチローター型のドローンでは撮影に限界があるとのことから，プロジェクトにて所有している固定翼ドローンを使用したデータ取得を行いました． 海沿いで風が強く，また雨季のため天候も悪い中でしたが，対象地域を4つのエリアに分け，各エリアを縦方向，横方向に飛行し，全8回の飛行でデータを取得しました． 非常に膨大なデータのため，処理に時間を要していますが，完成すると非常に高解像度の空中写真とそれに付随した数値標高モデル（DEM）が取得できることになります．