AIのプログラミング技術習得のための本邦研修を実施しました

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プロジェクトでは森林伐採を予測するシステムを構築するため,機械学習や深層学習といったAI技術を活用しています.

システムの構築は現段階では産業技術総合研究所(AIST)のメンバーにより進められていますが,今後ブラジル側で持続的にシステムを運用していくため,必要に応じてシステムを改良していくために,そして,予測以外の分野においても将来的にAIを活用できるよう,AIに用いる技術の習得を目的とした本邦研修を,8月28日〜9月8日にかけて実施しました. CPのうち,AIに携わる5名が来日し,これまでブラジルにおいて実施してきたAIの現地研修において習得してきた内容を踏まえつつ,さらなる知識習得を行いました. 研修の最後には,習得した知識を元にアマゾンの違法伐採の要因の一つとなっている牛の放牧状況を調査するため,ドローンや衛星画像から牛の頭数をカウントするシステムの基礎部分を作り上げました. 5名は帰国後にも継続して知識の習得を進めていきたいと意気込みを語っていました. また,5名のうち3名は14年前に実施していたプロジェクトのCPでもあり,今回,およそ10年ぶりに当時の専門家と合う機会にも恵まれ,昔話に花を咲かせていました.